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ぎょうざ

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★餃子

 

 中国北方有句俗话:“好吃不过饺子,舒服不过倒着。”据说饺子是东汉医圣张仲景发明的。算起来也有一千八百来年了。



 北方是小麦的产区,所以很多北方人喜欢吃饺子。节假日有时间,一家人在一起分工协作包饺子。和面、剁馅、调馅、擀皮、包、煮......听着麻烦,其实说说笑笑之间不一会儿热气腾腾的饺子就端上了桌。




 日本人说的饺子一般是指煎饺,而中国人说的饺子多指水饺。种类很多,有猪肉白菜馅儿的,有羊肉冬瓜馅儿的,有素馅儿的......百家的饺子百家的味,都觉得自己是正宗。小的时候,偶然到朋友家去,吃过一次土豆儿馅儿的饺子。第一次吃觉得不错。前两年,在天津一个叫百饺园的饺子馆和几个日本朋友吃过一顿饺子。那个店饺子的种类真不下百种。我们要了十来种,每种五个。印象最深的是西红柿馅儿的饺子。西红柿和牛肉和在一起,馅儿里有西红柿的味,但很少见西红柿的肉。我们一边喝着啤酒,一边吃着饺子。感觉好极了。



  吃完了饺子。江藤先生说,想吃一小碗米饭。服务员说,饺子馆里不卖米饭。我这才想起来,日本人把饺子当菜,而中国人把饺子当主食。吃完了饺子喝一碗饺子汤是北方人的习惯。



 当初,医圣张仲景做饺子时,为的是治疗冻伤,特别是冻耳朵。馅是由煮好的羊肉、辣椒和中药做的。名字叫“娇耳”。形状像人的耳朵。冬至这天舍给人们每人两个“娇耳”一碗热汤。这服药就叫“祛寒娇耳汤”。一直舍到年三十。经过一千八百来年的演化,现在不但有水饺,还有蒸饺、煎饺、锅贴儿......饺子成了家喻户晓的食物。还被赋予了文化色彩。北方人在年三十这天要吃饺子。正月初一的第一顿饭要吃素饺子。一服药竟然成了传统美食,您不觉得很奇妙吗?我想医圣当年也没有想到吧。



★ぎょうざ

 

中国北方の諺に、「美味しさでは餃子に勝るものはなく、快適さでは寝そべるのに勝ることはない。」というのがある。聞くところによると、餃子は後漢の名医、張仲景が発明したものだそうだ。すでに千八百年ほどの計算になる。



北方は小麦の産地なので、北方には餃子好きな人が多い。祝日や休日に、家族で手分けをして餃子を作る。小麦粉をこね、材料を刻み、具を混ぜ合わせ、麺棒で皮をのばし、皮に包んで煮る・・・。こう聞くと面倒なようだが、おしゃべりしたり笑ったりしているうちに、いつの間にかアツアツの餃子がテーブルに運ばれる。



日本人が言う餃子というのは、一般的に焼き餃子を指すが、中国人が言う餃子は水餃子を指すことが多い。種類も多く、豚肉と白菜の具だったり、羊肉と冬瓜の具だったり、野菜だけの具だったり・・・。餃子の味は家庭によって様々で、皆自分の家で作るのが正真正銘の餃子だと思っている。子供のころ、たまたま友達の家に行ってジャガイモの具の餃子を食べたことがあり、初めて食べたが、結構おいしいと感じた。数年前には、天津の百餃園という餃子レストランで、日本の友人数名と餃子を食べた。その店で用意している餃子の種類は本当に百を下らなかった。私たちは十数種の餃子をそれぞれ5個ずつ注文した。最も印象に残ったのはトマトの具の餃子だった。トマトと牛肉を混ぜてあって、具にはトマトの風味はあるのだが、トマトの果肉はほとんど見あたらない。私たちはビールを飲みながら餃子を食べ、大変いい気持ちになった。



餃子を食べ終わると、江藤さんがご飯を一杯食べたいと言い出した。ウェイトレスが、この店にはご飯はないと答えたので、わたしはやっと思い出した。日本人は餃子をおかずだと思っているが、中国主食とみなしているのだ。餃子を食べ終わると、餃子を煮たスープを一杯飲むのが北方の人の習慣である。



当初、名医の張仲景が餃子を作ったのは、凍傷の治療、特に耳の凍傷を治療するためであった。具は、火の通った羊肉と唐辛子、そして漢方薬で作ってある。名前は「嬌耳」で、人の耳のような形をしている。冬至の日に、人々にそれぞれ「嬌耳」を二つと熱いスープを一杯ずつ施した。この薬は「袪寒嬌耳湯(寒を取り除く嬌耳スープ)」と呼ばれ、大晦日までずっと施された。およそ千八百年の進化を経て、今では水餃子の他に蒸し餃子、焼き餃子、鍋貼(蒸し焼き餃子)等もあり、餃子は津々浦々に知られる存在となった。そして、文化的な色彩も添えられた。北方の人は大晦日に餃子を食べる。そして一月一日(旧暦)の最初の食事では野菜の具の餃子を食べることになっている。もともとは薬だった餃子が、なんと伝統グルメになった。皆さんは不思議に思わないだろうか?わたしは当時の名医も想像しえなかったことだと思う。


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